相続対策
親と相続の話を切り出すタイミングと伝え方
相続対策の多くは、親が元気なうちにしかできません。それでも、子の側から相続の話を切り出すのは気が引けるものです。話し合いのきっかけと進め方のコツをまとめました。
話しやすいタイミング
- 親の誕生日や還暦・古希などの節目
- 年末年始やお盆に家族が集まったとき
- 親戚や知人の相続の話題が出たとき
- 親が入院した、実家を片付けた、などの出来事のあと
- 相続登記の義務化など、制度のニュースを見たとき
切り出し方の例
「財産」「相続」という言葉から入ると、身構えられやすくなります。親の希望を聞く形がおすすめです。
- 「この家、将来どうしたいと思ってる?」
- 「もし入院したとき、通帳とか保険のことが分からないと困るから教えておいて」
- 「友だちの家で相続がもめて大変だったらしい。うちは大丈夫かな」
話し合いで確認しておきたいこと
- 財産のおおまかな内容(不動産、預金、保険、借入れ)
- 実家や土地を将来どうしたいか
- 介護が必要になったときの希望
- 遺言を書く気持ちがあるか
- 通帳・権利証・保険証券などの保管場所
うまく進めるコツ
- 兄弟姉妹がいる場合は、抜け駆けと思われないよう全員で話す
- 一度で全部決めようとせず、何回かに分ける
- 親の気持ちを優先し、子の希望を押し付けない
- 第三者の専門家が入ると、感情的になりにくい
ポイント
- 節目や出来事をきっかけに、親の希望を聞く形で始める
- 兄弟姉妹がいれば全員で
- 「親だけ」「子だけ」の相談から始めることもできる
本記事は2026年10月時点の法令・税制にもとづく一般的な情報です。個別の判断は、税理士・司法書士などの専門家にご確認ください。

